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ブロック崩しを作ろう 3
ゲーム自体は完成したので、ビルドします。ビルドをすることで、UnityEditor上でしか遊べなかったゲームがパソコン、スマホなど様々なプラットフォームで遊べるようになります。今回はパソコン用ゲームとしてビルドを行います。
ビルドを行う前にビルドの設定を行います。ビルド設定はBulid Settingウィンドウからできます。
Scene In Bulidに登録したシーンのみがビルドしたゲームに含まれます。今回は、「Game_Play_Scene」だけ登録しておきましょう。
複数のシーンを登録した場合、先頭のシーンがゲームを開いたら、最初に起動されます。
パソコン用ゲームとしてビルドするので、PlatformはWindows,Mac,Linuxを選択してください。
Bulid Settingウィンドウの左下のPlayer Settingsを選択して設定を開きます。
様々な設定がありますがCompany Name、Product Nameの二つの設定を変更します。これらの設定でそれぞれ、製作者の会社名または個人名、実行ファイル名(ゲームを起動するために開くファイル)の変更ができます。
ビルド設定が終わったので、ビルドを行います。
ビルドはBulid、Bulid And Runのどちらかをクリックすることでできます。
Bulid And Runを選択すると、ビルドした後、ゲームが自動的に起動します。
Bulidボタンを押すと、フォルダ選択ウィンドウが開くので、新しくフォルダを作って、そこにビルド用のファイルを保存しましょう。
ビルドには、時間がかかるのでしばらく待ちましょう。
ビルドが終わると、選択したフォルダにゲームを起動するためのファイルやフォルダが生成されます。
Product Nameを「BreakOut」に設定したので、実行ファイル名は、BreakOut.exeになっています。このファイルを開くことで、ゲームを起動できます。
そのほかのファイル、フォルダもゲームを起動するのに必要なものです。これらの名前を変更すると、ゲームが起動できなくなるので変更しないでください。
他の人にゲームを共有するときは、実行ファイルだけではなく、ビルドしたフォルダをそのまま渡しましょう。
これで、ゲームを一から作ることができました。ゲームを実際に作ってみたことでUnityの使い方について理解することができたと思います。
ただ、この記事で紹介できていないUnityの機能はたくさんあるので、各自で勉強を進めていってくれるとうれしいです。