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ブロック崩しを作ろう 3

ryuukitomi edited this page Jun 28, 2024 · 18 revisions

ゲーム自体は完成したので、ビルドします。ビルドをすることで、UnityEditor上でしか遊べなかったゲームがパソコン、スマホなど様々なプラットフォームで遊べるようになります。今回はパソコン用ゲームとしてビルドを行います。

ビルドの設定をする

ビルドを行う前にビルドの設定を行います。ビルド設定はBulid Settingウィンドウからできます。

シーンの登録

Scene In Bulidに登録したシーンのみがビルドしたゲームに含まれます。今回は、「Game_Play_Scene」だけ登録しておきましょう。

複数のシーンを登録した場合、先頭のシーンがゲームを開いたら、最初に起動されます。

プラットフォームの変更

パソコン用ゲームとしてビルドするので、PlatformはWindows,Mac,Linuxを選択してください。

制作者名、実行ファイル名を設定する

Bulid Settingウィンドウの左下のPlayer Settingsを選択して設定を開きます。


様々な設定がありますがCompany NameProduct Nameの二つの設定を変更します。これらの設定でそれぞれ、製作者の会社名または個人名、実行ファイル名(ゲームを起動するために開くファイル)の変更ができます。

ビルドを行う

ビルド設定が終わったので、ビルドを行います。

ビルドはBulidBulid And Runのどちらかをクリックすることでできます。
Bulid And Runを選択すると、ビルドした後、ゲームが自動的に起動します。



Bulidボタンを押すと、フォルダ選択ウィンドウが開くので、新しくフォルダを作って、そこにビルド用のファイルを保存しましょう。



ビルドには、時間がかかるのでしばらく待ちましょう。

ビルドが終わると、選択したフォルダにゲームを起動するためのファイルやフォルダが生成されます。

Product Nameを「BreakOut」に設定したので、実行ファイル名は、BreakOut.exeになっています。このファイルを開くことで、ゲームを起動できます。
そのほかのファイル、フォルダもゲームを起動するのに必要なものです。これらの名前を変更すると、ゲームが起動できなくなるので変更しないでください。

他の人にゲームを共有するときは、実行ファイルだけではなく、ビルドしたフォルダをそのまま渡しましょう。

最後に

これで、ゲームを一から作ることができました。ゲームを実際に作ってみたことでUnityの使い方について理解することができたと思います。
ただ、この記事で紹介できていないUnityの機能はたくさんあるので、各自で勉強を進めていってくれるとうれしいです。

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