RTシステムの技術の蓄積と共有を促進することを狙って優れた開発成果を表彰いたします。 昨年に引き続き、システム構築に便利なソフトウェアライブラリやハードウェア要素の部品化(RTコンポーネント化)、RTミドルウエア技術を利用した開発ツールを対象とするとともに、新たに既開発の部品(RTコンポーネント)を組み合わせたシステムによるロボットサービスの実現も募集対象とします。
総合評価として一番優秀な開発成果に対して最優秀賞として 「計測自動制御学会学会RTミドルウエア賞」を表彰します。
【提供:有限会社ウィン電子工業】
ウィン電子工業は、RTミドルウェアがロボット分野の垣根を越えて普及し、それに伴い分野の垣根を越えた技術/情報の交換がなされ発展して行く事を望んでおります。RTミドルウエアコンテストでは、
- RTミドルウエアを導入していない技術者に対して、導入したいと思わせる魅力ある作品
- RTミドルウエアを応用して新しい分野へ挑戦し間口を広げる期待がある作品 以上の2つの視点から審査いたします。
【提供:株式会社ロボティズ】
DYNAMIXEL入門キット梅(サーボモータDYNAMIXEL XL430-W250-T 2台、PC接続用インターフェース、ACアダプター) 数量 1
ロボットおよびロボット技術応用システムを開発する場合に応用範囲が広いと思われるツール類を主に評価します。
パナソニック アドバンストテクノロジー(株)は、システムおよびソフトウェア設計開発を通じた、安全・安心、快適・便利な暮らしの実現を事業目的にした技術会社です。本奨励賞では、開発目的の意欲性、設計の品質、開発手法の妥当性等をポイントとして評価、表彰することで、ロボット技術の開発促進・普及に期待します。
【提供:株式会社本田技術研究所】
RTCを用いた、人と協調して動作するアプリケーションに対して表彰することによって、そのようなツールの開発促進・普及を期待します。
【提供:株式会社グローバルアシスト】
RTミドルウェアを使用したRTシステムや各種ツールを対象に表彰させて頂きます。特にRTミドルウェアの利用分野を広げる可能性のある作品や、RTミドルウェアを用いたシステムの実運用をサポートするツールを表彰させていただきます。更に,成果物(ソフトウェア)の完成度,有用性に加え,分析・設計/開発作業の進め方,各種ドキュメント類も審査の対象とさせて頂きます.
【提供:株式会社グローバルアシスト】
【提供:東京ロボティクス(株)】
システムインテグレーションのコストを低減し自動化を促進するため、産業用ロボットや認識システムの標準プラットフォーム化が期待されています。本表彰は、マニピュレータ、ハンド、センサを中心に、実際の生産現場で活用できそうな作品の中で特に優れたものを対象とします。
【提供:株式会社チェンジビジョン】
RTミドルウェアの普及を促し、今後の研究開発やビジネスへの貢献を連想させるような作品に対して表彰いたします。モデリング技法は問いませんが、モデリングの活用を期待します。
【提供:株式会社セック】
セック(Systems Engineering Consultants)は、リアルタイム技術専門のソフトウェア会社です。ロボット分野では、「ロボットにシステム工学を」というコンセプトで研究開発とビジネス化に取り組んでいます。本奨励賞では、単なる研究の枠にとどまらず、新しい市場の創出を予感させるイノベーティブな作品や、システム工学を追究した作品、あるいは当社のプロダクト(OpenRTM.NET、RTM on Android等)を有効に活用した作品に対して表彰します。
【提供:株式会社アドイン研究所】
実世界の多様性に適応可能な優れた技術を実現したRTコンポーネントの開発に対して表彰します。
【提供:ロボットサービスイニシアチブ】
パーソナルロボットによる通信ネットワークを活用した魅力あるサービスであり、新しいロボット産業誕生に繋がることを期待できるロボットサービスを表彰いたします。ロボットサービスはRSNPライブラリを用いて開発し、RTコンポーネントと組み合わせたサービスであること、相互運用性がありロボットならではのサービス提供モデルが提案されていることを評価のポイントとします。
【提供:末廣尚士(電気通信大学)】
RTMを利用してロボットアプリケーションシステムを構築するために有用なツールを表彰することで、そのようなツールの開発促進・普及を期待します。
【提供:平井成興(NEDO)】
女性の研究者、技術者、学生、その他RTミドルウェアに関心をもつ持つ女性が主体となって作成した作品を表彰することで、RTミドルウェア普及に女性の力を活用しようというものである。[ビギナー限定賞]
【提供:大原 賢一(名城大)】
RTミドルウェアサマーキャンプを通じて得られた経験を活かし,本コンテストに参加し,優秀な成績を修めたものを奨励する。~[ビギナー限定賞]
【提供:神徳徹雄(産総研)】
RTミドルウエアが目指す、技術の共有と再利用のためには、使ってもらうためのホームページ作りと、 皆に利用していただいて完成度や使い勝手を高めるというプロセスが欠かせません。もっとも活発にユーザからの質問・コメント・要望を集め、それに対して積極的にサポートした作品に対して贈呈いたします。
【提供:宮本 信彦(産総研)】
過去のRTMコンテストに投稿した作品が、今回のRTMコンテストで他の参加者に利用されている場合に表彰します。ただし、利用された側と利用した側の参加者の所属が同じ場合は除きます。
①RTMコンテスト終了後にソフトウェアを放置せずに継続的にメンテナンスすること、
②RTMコンテストへの2回以上の参加を奨励する賞です。
【提供:宮本 信彦(産総研)】
過去のRTMコンテストに投稿した作品が、今回のRTMコンテストで他の参加者に利用されている場合に表彰します。ただし、利用された側と利用した側の参加者の所属が同じ場合は除きます。[エキスパート限定賞]
【提供:安藤 慶昭(産総研)】
RTミドルウェア(ミドルウエアそのもの)を実装するなど、ミドルウェア技術に貢献する作品を表彰します。
【提供:山下 智輝(株式会社 前川製作所)】
本賞では,豊富な計算資源を十分に活用した「リッチな」(?)RTコンポーネントに対して表彰したいと思います.例えば以下の状況で稼働しているRTコンポーネントを対象とします.1)Amazon AWSやMicrosoft Azure等クラウドコンピューティング環境で稼働,2)マルチコアプロセッサ(CPU,GPU)を活用.3)エッジコンピュータ(Raspberry Pi等)複数同時使用
【提供:塩沢恵子(株式会社アドイン研究所)】
多様なフィールドで、こんなサービスを実現したい!をRTミドルウェアを使って簡易に実現し、その効果を実証することで、RTミドルウェアの普及に貢献している作品に対して贈呈いたします。
奨励賞の評価基準は、各奨励賞の視点で奨励賞のスポンサーが選定いたします。
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日時:2018年12月13~15日10:00-18:00(SI2018の1セッションとして開催)
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場所: 大阪工業大学 梅田キャンパス (SICEシステムイン テグレーション部門講演会2018 会場にて)
協賛に関する相談・申込み: RTMコンテスト事務局 rtm-contest(at)aist.go.jp
※スパムメール対策のため、上記に記載したメールアドレスで(at)の部分は@に読み替えて下さい。