- 電力系統データのセット例として、「data-example」、「data-mini」が用意されている。
- クラス「UCData」のインスタンス作成時、電力系統モデルデータは属性「power_system」に保存される。CSVファイル名が「power_system」に属する属性名となり、属性値としてCSVファイル内のテーブルがpythonパッケージ「pandas」のdataFrame形式でインポートされる。
- インポート対象は設定値「csv_data_dir」で指定されたディレクトリ内のCSVファイルである。
- 対象ディレクトリ内でさらにディレクトリを作成し、CSVファイルをまとめて配置してもよい。その場合、インポートされたデータの属性名にディレクトリ名は反映されない。
- CSVファイル名の頭にアンダースコア ”_” がある場合、そのファイルはインポート対象外となる。
- CSVファイル名の途中に2連続のアンダースコア "__" がある場合、2連アンダースコア後の記載は無視され、2連アンダースコア前の記載が属性名となる。
- 異なるディレクトリに配置されていたり、2連アンダースコアを利用するなどの理由で、同じ属性名となるCSVファイルが複数有る場合、それぞれのcsvテーブルから生成されたdataFrameが結合され、一つの属性として記録される。
1行A列が「time」のcsvファイルは時系列データとして扱う。
- A列目はB列目以降の値の対象時間。Hour End表記で,一日を1:00~0:00で表す。
- 例1: 「2040/8/2 1:00:00」は,2040/8/2 0:00~1:00 を指す。
- 例2: 「2040/8/3 0:00:00」は,2040/8/2 23:00~8/3 0:00 を指す。8/3 0:00 のデータは,8/2を対象としていることに注意。