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# MaCoPiX (UNIX) <---> のっかりキャラ (Windows) 間のデータ変換 #
# 解説ドキュメント : NKR.README.jp #
# #
# 対象 MaCoPiX ver 1.2.3以降 #
# のっかりキャラ ver1.40 #
# 2005.01.28 Kurumi Chimari #
# chimari@rosegray.sakura.ne.jp #
# http://rosegray.sakura.ne.jp/ #
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▼はじめに
"のっかりキャラ"とは、はるきひかるさんによって作成され
「こあだんぷと」さん http://www.coredumped.jp/
で配布されているWindows版のマスコットアプリケーションです。
MaCoPiXのver0.9.0以降では、こののっかりキャラのマスコットモジュール
の読み書きに対応しており、MaCoPiXのマスコットとの相互変換が可能に
なっています。
とはいえ、それぞれまったくことなるアプリケーションですので、完全互換
とはいっていません。このドキュメントでは、マスコットの変換の内容およ
び注意点などをメモしておきます(作者の備忘録ともいう)。
▼総合的な注意点
・MaCoPiX -> のっかりキャラの変換でできるデータはのっかりキャラver1.40
以降でしか使用できません。こあだんぷとさんから最新版をダウンロードして
御利用下さい。
・ver1.2.2まではコード変換に外部のnkfを呼び出していましたが、現在は
コード変換処理まで内部で行うようになりました。
SJIS/EUC, 改行コードの変換もMaCoPiX側で行っています。
・INIファイルの中身は上記のコード変換をしてくれますが、ファイル名に
関してはノータッチです。のっかりキャラのデータは日本語のファイル名
になっているものが多々ありますので、それらはリネーム等しておいた方
が無難かもしれません。
また、この際にINIファイル内で指定しているBMPファイル名も変更して
おいた方がいいと思います。
・のっかりキャラのマスコットは単一のlzhファイルで配布されていますが、
その中身は
-+--ともみたん.ini <-- 定義ファイル
|
+--<ともみたん>--+--ともみたん1.bmp
画像dir. +--ともみたん2.bmp
+-- ……
という構造になっています。
MaCoPiXから読み込む際は、bmpファイルとiniファイルを*同じディレクト
リ*に置くようにしてください。
・また、のっかりキャラとして使用する際には、このような構造にしてから
lzhファイルを作成すればよいということになります。
上記のiniファイルと画像dirの名前は同一になるようにしてください(画
像ファイルは別で良い)。 これがのっかりキャラのマスコット変更メニュー
の登録名になります。
▼MaCoPiX --> のっかりキャラの変換
[変換の手順]
- MaCoPiXを通常起動し、のっかりキャラに変換したいマスコットを表示
する。
- ポップアップの「保存」->「開発者用」->「のっかりキャラに変換」を
実行。
- のっかりキャラの設定ファイル(hogehoge.ini)をダイアログで指定。
[MaCoPiX内での変換の実際]
1. MaCoPiXのマスコット定義ファイル(*.mcpx)からのっかりキャラのマス
コット定義ファイル(*.ini)を作成。
2. MaCoPiX用の画像データからのっかりキャラ用のBMPファイルを作成す
る。のっかりキャラのBMPは RGB=(0x00,0xFF,0x00) となっている緑の
ピクセルが透過部分として処理されるが、その作成もここでされる。
BMPファイルはiniファイルと同じディレクトリに書き出される。
3. 作成されたiniファイルの文字コードをSJIS+MSDOS改行に変換する。
▼のっかりキャラ --> MaCoPiX の変換
[変換の手順]
- MaCoPiXを通常起動する。
- ポップアップの「開く」->「開発者用」->「のっかりキャラから変換」
を実行。
- 変換したいのっかりキャラの設定ファイル(hogehoge.ini)をダイアログ
で指定。
- iniファイル中で指定された画像ファイルが見つからない場合は、ダイ
アログが出るので、手動で指定する。
- 書き出しをしたいMaCoPiXのマスコットファイル名(*.mcpx)をダイアロ
グから指定する。
- リリースマスコットを作成する場合はここからさらにポップアップの
「開く」->「開発者用」-> 「リリース用マスコット保存」を行う。
[MaCoPiX内での変換の実際]
1. のっかりキャラのマスコット定義ファイル(*.ini)からMaCoPiXのマス
コット定義ファイル(*.mcpx)からを作成。
2. のっかりキャラのBMP画像を読み込み、RGB=(0x00,0xFF,0x00)のピクセ
ルを透過部分として処理する。さらにそれをPNGに変換してセーブする。
PNGファイルはiniファイルと同じディレクトリに書き出されるが、同
時に各ユーザーディレクトリにもインストールされる。
3. 作成されたmcpxファイルの文字コードをEUC+UNIX改行に変換する。
▼仕様上の制限
1. [最大画像枚数]
MaCoPiX = のっかりキャラ(ただしver1.40以降) = 30
ver1.35以前ののっかりキャラでは20までなので注意が必要
2. [パターン数]
MaCoPiX = のっかりキャラ = 10
ただし、MaCoPiXではセリフのありなし(Random or Click)を1パターン
で併記できる。
3. [1パターン内のフレーム数]
MaCoPiX : 30
のっかりキャラ : 99
ただし、MaCoPiXのようなブロックループ機構はのっかりキャラにはな
い。
4 [セリフ表現]
MaCoPiX : 改行/改ページ/文字追加等 無制限
のっかりキャラ : 3行までの単純表示
おそらく、ここがいちばん警告がでる (MaCoPiX -> のっかりキャラ)。
だいたいこんなところでしょうか。
▼免責事項
MaCoPiX本体ももちろんですが、この変換によって生じたいかなる事故・
不利益等にたいして作者は責任を負いかねます。
とくに、のっかりキャラの仕様に関しては私(くるみ ちまり)がかってに
解析したものであるので、のっかりキャラ作者のはるきさんには迷惑を
かけないでください。不完全なのっかりキャラデータを使用するとのっか
りキャラが暴走し、Windowsマシンを強制リブート……なんてこともしば
しば起こり得ます。厳重に注意し、かつ自己責任での使用をお願いします。
また、変換されたデータの著作権についても、変換前のデータの著作権保
持者がこれを有します。著作権者が許可していない限り、勝手な再配布等
はおこなわないでください。
2004.01.20 Kurumi Chimari