diff --git a/01-introduction-ja.Rmd b/01-introduction-ja.Rmd index 96042d9..0c0bca1 100644 --- a/01-introduction-ja.Rmd +++ b/01-introduction-ja.Rmd @@ -97,7 +97,7 @@ R とコードエディタのインストール方法は、Chapter \@ref(spatial すなわち、地理データと地理以外のデータの処理、モデル化、可視化をシームレスに行うことができ、かつ再現性は GIS の能力を超えている。 ジオコンピュテーション\index{geocomputation}は、再現可能なコード主導の環境で地理データを扱い、結果・方法・ツールをプログラムすることを示している。これが本書の狙いである。\index{GIS!ねらい} -## なぜ R をジオコンピュテーションに使うのか? {#why-use-r-for-geocomputation} +## なぜオープンソースをジオコンピュテーションに使うのか? {#why-open-source} 初期の地理学者は、気圧計、コンパス、[六分儀](https://en.wikipedia.org/wiki/Sextant) などのさまざまな道具を使って、世界に関する知識を深めてきた [@wulf_invention_2015]。 海上での経度計算が可能になったのは、1761年に発明された[マリン・クロノメーター](https://en.wikipedia.org/wiki/Marine_chronometer)からで、これにより船はより直進的な航路をとることができるようになった。 @@ -135,7 +135,7 @@ R はオープンソースソフトウェアで再現可能なジオコンピュ R を使う理由の多くは、Python\index{Python} や Julia など、再現可能なデータサイエンスのための他のオープンソース言語にも当てはまる。 しかし、R 独自の重要な利点がいくつかある。 -## なぜジオコンピュテーションに R ? {#why-use-r-for-geocomputation} +## なぜ R をジオコンピュテーションに使うのか? {#why-use-r-for-geocomputation} R は、統計計算とグラフィックスのための、マルチプラットフォームなオープンソース言語・環境である ([r-project.org/](https://www.r-project.org/))。 R は、幅広いパッケージによって高度な地理空間統計学 \index{とうけいがく@統計学}、モデリング、可視化もサポートしている。