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kvsview

Naohisa Sakamoto edited this page Mar 25, 2017 · 2 revisions

8.2 kvsview

8.2.1 機能

KVSで読み込み可能なデータに対して、指定する手法で可視化した結果を表示する。手法を指定しない場合、ファイル形式に応じて、可視化パイプラインを構築し表示を行う。

8.2.2 使用方法

Usage: kvsview [options] <input data file>

Options:
-h                      : ヘルプメッセージを表示する。
-help                   : 可視化コマンドごとのヘルプメッセージを表示する。 (ex. -help Isosurface)
-PointRenderer          : ポイントデータに対してPointRendererを利用して表示する。
-LineRenderer           : ラインデータに対してLineRendererを利用して表示する。
-PolygonRenderer        : ポリゴンデータに対してPolygonRendererを利用して表示する。
-Isosurface             : ボリュームデータに対して等値面抽出結果を表示する。
-SlicePlane             : ボリュームデータに対して任意断面を表示する。
-OrthoSlice             : ボリュームデータに対して直交断面を表示する。
-TransferFunction       : 伝達関数(カラーマップ)を表示する。
-ExtractEdges           : ボリュームデータに対して格子エッジを表示する。
-ExtractVertices        : ボリュームデータに対して格子点を表示する。
-ExternalFaces          : ボリュームデータに対してデータ境界面(最外表面)を表示する。
-ParticleVolumeRenderer : ボリュームデータに対してPBVRでの可視化結果を表示する。KVS2.0からは"ParticleBasedRenderer"。
-RayCastingRenderer     : ボリュームデータに対してレイキャスティングでの可視化結果を表示する。
-Histogram              : ボリュームデータに対してヒストグラムを表示する。
  • PointRendererを利用した表示
Usage: kvsview -PointRenderer [options] <input data file>

Options:
-background_color       : 背景色を指定する。 (default: 212 221 229)
-background_color2      : 背景色(上部と下部)を指定する。 (optional: <top: r g b> <bottom: r g b>)
-bounds                 : 境界ボックス(バウンディングボックス)を表示する。 (optional)
-bounds_color           : 境界ボックスの色を指定する。 (default: 0 0 0)
-screen_position        : スクリーンの表示位置を指定する。 (default: 0 0)
-screen_size            : スクリーンの大きさを指定する。 (default: 512 512)
-output                 : 出力ファイル名を指定する。 (optional: <filename>)
-verbose                : 詳細情報を出力する。 (optional)
  • 等値面抽出結果の表示
Usage: kvsview -Isosurface [options] <input data file>

Options:
-background_color       : 背景色を指定する。 (default: 212 221 229)
-background_color2      : 背景色(上部と下部)を指定する。 (optional: <top: r g b> <bottom: r g b>)
-bounds                 : 境界ボックス(バウンディングボックス)を表示する。 (optional)
-bounds_color           : 境界ボックスの色を指定する。 (default: 0 0 0)
-screen_position        : スクリーンの表示位置を指定する。 (default: 0 0)
-screen_size            : スクリーンの大きさを指定する。 (default: 512 512)
-output                 : 出力ファイル名を指定する。 (optional: <filename>) ※未実装
-verbose                : 詳細情報を出力する。 (optional)
-l                      : 等値面レベルを指定する。 (default: 0)
-n                      : 法線ベクトルの設定位置(poly[gon], vert[ex])を指定する。 (default: poly)
-t                      : 伝達関数ファイルを指定する。 (optional: <filename>)

8.2.3 使用例

  • ポイントデータを表示する。背景色を黒(0 0 0)、スクリーンサイズを800x600にする。
% kvsview -PointRenderer point_object.kvsml -background_color 0 0 0 -screen_size 800 600
  • 等値面抽出結果(等値面レベル:100、頂点に法線ベクトル)を表示する。境界ボックスも表示する。
% kvsview -Isosurface lobster.fld -bounds -l 100 -n vert
  • 画像を表示する。
% kvsview lena.bmp
※画像の場合は、可視化手法を指定する必要はなく表示可能である。
  • ポリゴンデータを表示する。可視化手法を指定しない場合は、自動的にPolygonRendererを利用して可視化する。
% kvsview polygon_object.kvsml
  • ボリュームデータを表示する。可視化手法を指定しない場合は、レイキャスティングでの可視化結果を表示する。
% kvsview lobster.kvsml
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