外部ツールとして最低限 awk, make が必要です。
機能によっては gnuplot, grep, sort を必要とします。
Emacsのorg-modeがあると編集が楽になります。
orgディレクトリ下に “yyyy_mm.org” の形式で家計簿を作成します。
(例:2011年4月分の家計簿の場合 2011_04.org)
家計簿の形式は sample.org を参照してください。
作成後、makeコマンドで様々なデータを見ることができます。
指定した月の収入・支出の合計と収支合計、残金を表示します。
現在の月について make yyyy_mm.sum を実行します。
指定した月の、分類別の出費額を sort を用いて金額の大きい順に表示します。
また、最後にそれらの合計を表示します。
KIND環境変数が指定されていた場合、grep を用いて、表示する種類を限定します。
例:2011年4月の「食費」「交通費」のそれぞれの金額と合計を見たい場合
KIND=”食費 交通費” make 2011_04.kind
現在の月について make yyyy_mm.kind を実行します。
指定した月について、日ごとの残金と、支出総額の推移と、 支出総額を最小二乗法で近似した関数をグラフ化します。
見終わったらgnuplotのプロセスを殺してください。
現在の月について、make yyyy_mm.graph を実行します。
make yyyy_mm.graph の結果を graph.png に書き出します。
現在の月について、make yyyy_mm.png を実行します。
make graph によって生成される一時ファイルを削除します。