V201907(WSDLバージョン V201907)
※対象データオブジェクトとEnumerationは、データオブジェクト(Enumeration)集をご確認ください。
動的ディスプレイ広告の機能改善として、商品リストファイルのアップロードに以下の機能を追加しました。
- デバッグモードに対応
- ファイルアップロード時にアップロード経路やエラー情報などの詳細情報を取得
- 定期アップロードに関するステータスを追加
画像・動画のアスペクト比による入稿に対応しました。
これに伴い、「DictionaryService」のgetMediaAdFormatで、アスペクト比による入稿が可能かを示すフラグ、アスペクト比、最大画像サイズなどの取得に対応しました。
広告掲載方式「PCブランドパネル」の入稿に対応するため、以下の変更を実施しました。
- CampaignService(公開中の全バージョン):
「PCブランドパネル(静止画)」、「PCブランドパネル(動画)」のキャンペーン作成取得、更新、削除に対応 - AdGroupAdService:
バナー(動画)広告の作成、取得、更新、削除に対応
※「PCブランドパネル」は一部のお客様のみに提供している広告掲載方式です。
パフォーマンスレポートや統計情報に使用する測定指標を追加、変更しました。
以下の指標について、計測方法をクライアントサイド計測に変更しました。
- インプレッション数
- クリック率
※2019年6月30日以前の数値は取得できません。
※従来のサーバーサイド計測の数値は、新たに追加する「インプレッション数(旧)」「クリック率(旧)」でご確認ください。
平均CPVの定義を、以下のとおり変更しました。
- 従来 動画再生にかかったコスト÷課金が発生した動画再生数
- 変更後 動画再生にかかったコスト÷動画の10秒再生数
※動画の10秒再生数は、課金が発生した動画再生数と同様です。
「ビューアブルインプレッション数」(従来の名称は「ビューインプレッション数」)の測定タイミングを、以下のとおり変更しました。実施日以降に発生したビューアブルインプレッションのみが対象です。
- 従来 広告の配信日時を発生日時として測定
- 変更後 広告がビューアブル(ユーザーの視認範囲に広告が表示された状態)になった時点を発生日時として測定
新たに以下の指標を追加しました。
日本語表示名 | パフォーマンスレポートのフィールド名 | 統計情報のフィールド名 | 説明 |
---|---|---|---|
インプレッション数(旧) | IMPS_PREV | impsPrev | サーバーサイド計測によるインプレッション数。 2019年6月30日以前のインプレッション数は、この指標でご確認ください。 |
クリック率(旧) | CLICK_RATE_PREV | clickRatePrev | サーバーサイド計測によるクリック率。 2019年6月30日以前のクリック率は、この指標でご確認ください。 |
メジャードインプレッション数 | MEASURED_IMPS | measuredImps | クライアントサイド計測による、ビューアブルインプレッション数の計測が可能なインプレッション数 |
メジャードインプレッション測定率 | MEASURED_IMPS_RATE | measuredImpsRate | クライアントサイド計測による、インプレッションに対するメジャードインプレッションの測定率。 |
ビューアブルインプレッション率 | VIEWABLE_IMPS_RATE | viewableImpsRate | クライアントサイド計測による、ビューアブルインプレッション数の計測が可能なインプレッション率。 |
ビューアブルクリック数 | VIEWABLE_CLICK | viewableClicks | クライアントサイド計測による、ビューアブルインプレッションに対するクリック数。 |
ビューアブルクリック率 | VIEWABLE_CLICK_RATE | viewableClickRate | クライアントサイド計測による、ビューアブルインプレッションに対するクリック率。 |
動画の10秒再生数 | VIDEO_VIEWS_TO_10_SEC | videoViewsTo10Sec | 動画が10秒以上再生された回数。 ※課金が発生した動画再生数と同数になります。 |
YDNでの広告タイプの名称変更に伴い、一部のEnum名およびEntity名を変更しました。
公開中の全バージョンのインポート用テンプレートおよび操作履歴でも、上記の名称に変更されています。なお、インポート用テンプレートを使ったインポートでは、従来の名称も利用可能です。
※V201907においてレポートのフィルターでAdTypeを設定する場合は、変更後のAdType名称での設定が必要です。
従来の従来のEnum名 | 従来のEntity名 | 変更後のEnum名 | 変更後のEntity名 |
---|---|---|---|
RESPONSIVE_AD | ResponsiveAd | RESPONSIVE_IMAGE_AD | ResponsiveImageAd |
VIDEO_AD | VideoAd | RESPONSIVE_VIDEO_AD | ResponsiveVideoAd |
NONE | None | BANNER_IMAGE_AD | BannerImageAd |
アニメーションGIF画像のアップロード停止に伴い、DictionaryServiceのgetMediaAdFormatから「animation」フィールドを廃止しました。
一部の機能と効果測定指標の名称を変更しました。詳細はこちらでご確認ください。
これに伴い、統計情報(StatsService)で以下項目の名称を変更しました。
- totalClickCost → cost
- avgClickCost → avgCpc
ReportServiceをReportDefinitionServiceと統合しました。
以後のレポート定義とレポートジョブは、ReportDefinitionServiceで作成してください。詳細は以下の仕様ドキュメントでご確認ください。
V201806以前に作成した定期レポートについて、intervalTypeをONETIMEに変更しました。これにより、定期レポートの実行はすべて停止されています。
LocationServiceを廃止しました。
- ReportDefinitionService
- LocationService ※V201907で廃止
- ReportService ※V201907で廃止
Service | V201903以前 | V201907 |
---|---|---|
FeedDataService | インターフェイス変更なし |
・getUploadUrlで、デバッグモードを利用できる ・getUploadStatusで、ファイルアップロード経路、エラー率、取り込み完了日時、定期アップロード用に追加されたステータスを取得できる |
DictionaryService | インターフェイス変更なし |
・animation、idフィールドは取得できない ・アスペクト比入稿向けの情報を取得できる |
AdGroupAdService | PCブランドパネルのキャンペーンを作成、更新、取得、削除できる |
・PCブランドパネルのキャンペーンを作成、更新、取得、削除できる ・BannerVideoAd広告(バナー(動画)広告)を作成、更新、取得、削除できる ・名称変更後のAdTypeのEnum名、Entity名を取得できる |
StatsService | インターフェイス変更なし | クライアントサイド計測による新指標、及び名称が変更された旧指標を取得できる |
ReportDefinitionService | インターフェイス変更なし | ・クライアントサイド計測による新指標、及び名称が変更された旧指標を取得できる ・レポート定義の作成とジョブ登録を同時に行える |
ReportService | インターフェイス変更なし | 廃止 |
LocationService | 同じロケーションが一律で返却される(既存ユーザーへの影響はなし) | 廃止 |
以下の日程でYDN API V201812のサポートおよびシステムの提供を終了いたします。
- サポート終了日:2019年9月2日(月)
- システム終了日:2019年12月2日(月)