ReinCarnationのPL開発を支援するライブラリ
- RcLibは、ReinCarnationの開発を支援するライブラリです。
- ReinCarnation開発向けである為、MC 1.17.1向けに開発されています。
- バージョン更新により、共通化したいまたは頻繁に使用する機能を追加します。
- オープンソースで公開されており、改造し別の環境向けに最適化してRcLibのライセンスのもと使用することができます
(1) インポート
- リポジトリよりライブラリ本体(jar)をダウンロードし、コンピュータ内のお好みの位置に保存します。
- プラグインプロジェクトの、pom.xmlに以下の記述を追加してください。
<dependency> <groupId>net.azisaba</groupId> <artifactId>rclib</artifactId> <version>バージョン</version> <scope>system</scope> <systemPath>ライブラリ本体のパス(※「/」ではなく「\」区切り)</systemPath> </dependency>
- plugin.ymlに以下の記述を追加してください。
depend: [RcLib]
- Mavenを再読み込みしてください。
(2) entitys.User
- プレイヤーに紐付けされたオブジェクト(User)の持つデータを操作します。
User user = new User(userId);
を使用してインスタンスを作成します。userIdにはuuidを指定します。user.getUserId();
を使用してuserIdを取得します。user.getName();
を使用してnameを取得します。user.setName(name);
を使用してnameを設定します。user.getMoney();
を使用してmoneyを取得します。user.setMoney(money);
を使用してmoneyを設定します。
(3) utils.CraftMath
- 計算に関する処理を補助します。(Java標準のMathクラスの補助的な位置付けです。)
CraftMath.isInt(target);
でStringまたはcharを指定することで整数であるか(int型に変換できるか)を戻り値で取得します。- ※ このクラスは開発中であり、削除される又は仕様が大幅に変更される可能性のあるものです。
(3) utils.CraftPlayer
- プレイヤーに関する処理を補助します。
CraftPlayer.isOnline();
を使用してプレイヤーがオンラインかを判定します。CraftPlayer.getHead();
を使用してHeadを取得します。(※ 1.3.0でutils.Headから移動)
(4) utils.DataBase
- データベースの操作を簡略化します。
- DBサーバーとの接続はメソッド呼び出し毎に実行され、close()を使用するまで維持されます。
DataBase db = new DataBase(URL, USER, PASS);
を使用してインスタンスを作成します。db.executeUpdate(sql);
を使用してexecuteUpdateでSQLを実行します。db.executeQuery(sql);
を使用してexecuteQueryでSQLを実行します。戻り値にResuleSetが与えられます。db.preparedStatement(sql);
を使用してpreparedStatementでSQLを実行します。戻り値にPreparedStatementが与えられます。db.close();
を使用してリソースを解放します。必要な処理を行った後には必ず実行するようにしてください。
(5) utils.Log
- ログファイルの実装を簡略化します。
Log log = new Log("fileName");
を使用してインスタンスを作成します。log.w("...");
を使用してログを書き込みます。時刻は自動で記述されます。
(6) utils.Yaml
- カスタムコンフィグの実装を簡略化します。
Yaml yaml = new Yaml(yamlId);
を使用してインスタンスを作成します。yamlIdには、拡張子を除いたファイル名、pluginにはJavaPluginオブジェクトを指定します。yaml.get();
を使用してYamlConfigurationオブジェクトを生成し、戻り値として与えられます。yaml.set(yamlConfig);
を使用してファイルをyamConfigurationで上書きします。- yamlConfigurationは、取得時の状態のまま更新された値を参照しない為、以下のように使用します。
Yaml yaml = new Yaml("config.yml", Example.getPlugin()); // 値を取得する String str = yaml.get().getString("owner"); // 値を設定する YamlConfiguration yamlConfig = yaml.get(); yamlConfig.set("owner", "takumi3s"); yaml.set(yamlConfig);
- ©Azisaba Reincarnation