MagicTraderとは、zaif-exchangeでシステムトレードを行うためのフレームワークです。
ローソク足、テクニカルインディケーターの取得はもちろん、
チャートの表示や、バックテスト・フォワードテストの機能を備えます。
各種テストでは、シグナルをチャートにプロットすることができるため、
チャートを確認しならアルゴリズムを検証することができます。
pipコマンドを実行し、MagicTraderをインストールしてください。
$ pip install magictrader
MagicTraderは「TA-Lib」のインストールを別途必要とします。
下記の紹介記事等を参考に、各々の環境に応じてインストールしてください。
python3でTA-Libをインストールする方法をまとめてみた
https://qiita.com/ConnieWild/items/cb50f36425a683c914d2
$ pip install TA_Lib-0.4.17-cp35-cp35m-win_amd64.whl
MagicTraderは、まず、プロジェクトを新規作成し、
プロジェクトにアルゴリズムを記述し、
プロジェクトを実行するという手順で使用します。
MagicTradeをインストールすると、
プロジェクトを新規作成するためのコマンド「create_tradeterminal」がインストールされます。
下記コマンドを実行してプロジェクトを新規作成してください。
$ create_tradeterminal
プロジェクトの作成に成功すると、下記のファイルが作成されます。
mytrade.py # プロジェクト本体です。
mt.ini # プロジェクトの設定ファイルです。
mytrade.pyには、ゴールデンクロスでロングポジションを取るアルゴリズムがあらかじめ実装されています。
デフォルトではバックテストモードに設定されているため、実際にポジションが取ることはありません。
まずは試しに実行してみてください。チャートが表示されれば成功です。
$ python mytrade.py