Skip to content

Commit

Permalink
Bump version
Browse files Browse the repository at this point in the history
  • Loading branch information
hayatoito committed Oct 24, 2024
1 parent feb1880 commit 5a28706
Show file tree
Hide file tree
Showing 8 changed files with 79 additions and 65 deletions.
2 changes: 1 addition & 1 deletion .env
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -1 +1 @@
SITE_VERSION=0.8.0
SITE_VERSION=0.9.0
4 changes: 1 addition & 3 deletions src/2016/shadowdomv1.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -2,8 +2,6 @@

<!--
date = "2016-06-22"
toc = true
toc_level = 1
-->

This document is my attempt to track the difference between Shadow DOM v0 and
Expand Down Expand Up @@ -569,7 +567,7 @@ HTML:

```html
<!-- <my-host>'s shadow tree -->
<div id=d1></div>
<div id="d1"></div>
</style>
```

Expand Down
29 changes: 14 additions & 15 deletions src/2017/dom.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -2,7 +2,6 @@

<!--
date = "2017-12-24"
toc = true
-->

この記事は
Expand Down Expand Up @@ -86,7 +85,7 @@ DOM はばらばらに存在していません。ブラウザ内部ではノー

# Chrome におけるノードツリーの実装

ツリー ([Tree](<https://en.wikipedia.org/wiki/Tree_(data_structure)>)) はコンピ
ツリー ([Tree](https://en.wikipedia.org/wiki/Tree_(data_structure))) はコンピ
ュータサイエンスにおいて頻出するデータ構造です。ツリーをどのように実装するかは状
況によって異なります。例えば:

Expand Down Expand Up @@ -442,9 +441,9 @@ Super Tree に戻りましょう。一部の

このとき、イベントの Bubbling フェーズでは:

1. 緑のノードツリー: `1` -> `2` -> `3` の順
2. (その後)水色のノードツリー: `4` -> `5` -> `6` の順
3. (その後)一番上のノードツリー: `7` -> `8` -> `9` の順
1. 緑のノードツリー: `1` -> `2` -> `3` の順
2. (その後)水色のノードツリー: `4` -> `5` -> `6` の順
3. (その後)一番上のノードツリー: `7` -> `8` -> `9` の順

イベントがディスパッチされます。この際、カプセル化を壊さないようにイベントが下の
世界(Shadow Tree)で起きたとしても、あたかも自分の世界 (Light Tree) で起きたかの
Expand Down Expand Up @@ -494,22 +493,22 @@ Event がどのような「パス」を通ってきたかを知るには <a href

このときは以下のように `mousemove` 関連のイベント はディスパッチされます。

1. 緑のノードツリー: `B` -> `2` -> `3` の順。このときイベントのプロパティ:
1. 緑のノードツリー: `B` -> `2` -> `3` の順。このときイベントのプロパティ:

- `event.relatedTarget``A` ではなく `C`
- `event.target``B`
- `event.relatedTarget``A` ではなく `C`
- `event.target``B`

すわわちこのノードツリーではマウスが `C` から `B` に移動したとみなされます。
すわわちこのノードツリーではマウスが `C` から `B` に移動したとみなされます。

2. (その後)水色のノードツリー: `4` -> `5` -> `6` の順。このときイベントのプロ
パティ:
2. (その後)水色のノードツリー: `4` -> `5` -> `6` の順。このときイベントのプロ
パティ:

- `event.relatedTarget``A` ではなく `C`
- `event.target``4`
- `event.relatedTarget``A` ではなく `C`
- `event.target``4`

すなわちこのノードツリーではマウスが `C` から `4` に移動したとみなされます。
すなわちこのノードツリーではマウスが `C` から `4` に移動したとみなされます。

3. (その後)一番上のノードツリー: イベントはティスパッチされません。
3. (その後)一番上のノードツリー: イベントはティスパッチされません。

<div class="article-info">
内側のノードツリーから外側のノードツリー内のノードが「見える」のは一般には OK です。これは Shadow DOM のデザイン原則のひとつです。
Expand Down
1 change: 0 additions & 1 deletion src/2017/faq.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -3,7 +3,6 @@
<!--
date = "2017-03-20"
update_date = "2017-09-04"
toc = true
-->

- グーグルではたらくソフトウェアエンジニアです。
Expand Down
83 changes: 41 additions & 42 deletions src/2017/making-web.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -2,7 +2,6 @@

<!--
date = "2017-12-25"
toc = true
-->

この記事は
Expand Down Expand Up @@ -84,11 +83,11 @@ Web 標準によって文化やプロセスが異なります。たとえば CSS

基本的な流れは以下のとおりです。

1. GitHub 上で Issue をあげる
2. Issee 上で議論をし関係者間で同意をとる
3. PR (Pull Request) を送る
4. 必要に応じて テスト (Web Platorm Test) を書く
5. レビューを受けて Editor に Merge される
1. GitHub 上で Issue をあげる
2. Issee 上で議論をし関係者間で同意をとる
3. PR (Pull Request) を送る
4. 必要に応じて テスト (Web Platorm Test) を書く
5. レビューを受けて Editor に Merge される

通常のソフトウェア開発プロジェクトと大きな違いはありません。

Expand Down Expand Up @@ -199,10 +198,10 @@ Web 標準を変更するときは同時にテスト (Web Platform Test) も書
([whatwg/dom/issues/510](https://github.com/whatwg/dom/issues/510#issuecomment-330486945)):

```sql
SELECT page, count(*)
FROM [httparchive:har.2017_09_01_chrome_requests_bodies]
WHERE REGEXP_MATCH(body, r'<shadowroot>')
GROUP BY page
SELECT page, count(*)
FROM [httparchive:har.2017_09_01_chrome_requests_bodies]
WHERE REGEXP_MATCH(body, r'<shadowroot>')
GROUP BY page
```

## いつまでたっても実装されない仕様の取り扱い
Expand Down Expand Up @@ -248,29 +247,29 @@ HTML 5 仕様の意義については、W3C に尋ねてください。

基本的な流れは以下のようになります。

1. 公開 ML
([blink-dev](https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!forum/blink-dev))
に "Intent to implement: XXX" メールを出す (例:
[Shadow DOM v1](https://groups.google.com/a/chromium.org/d/msg/blink-dev/Ez2cuT0KmQo/eUpSsU-uAgAJ)
の場合)
1. 公開 ML
([blink-dev](https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!forum/blink-dev))
に "Intent to implement: XXX" メールを出す (例:
[Shadow DOM v1](https://groups.google.com/a/chromium.org/d/msg/blink-dev/Ez2cuT0KmQo/eUpSsU-uAgAJ)
の場合)

「機能を実装する意思があること」を ML 上で宣言します。この ML は他のブラウザ
ベンダの人たちも見ていて意見を交換することもあります。実装することが本当に
Web のためになるのか?他のブラウザベンダの状況・実装の方針はどうか?などを話
し合います。
「機能を実装する意思があること」を ML 上で宣言します。この ML は他のブラウザ
ベンダの人たちも見ていて意見を交換することもあります。実装することが本当に
Web のためになるのか?他のブラウザベンダの状況・実装の方針はどうか?などを話
し合います。

2. 実装する
2. 実装する

実装に時間がかる大きめな機能は、ランタイムフラグを使用して機能を「デフォルト
ではオフ」の状態で開発を進めます。
実装に時間がかる大きめな機能は、ランタイムフラグを使用して機能を「デフォルト
ではオフ」の状態で開発を進めます。

3. 公開 ML (blink-dev) に "Intent to ship: XXX" メールを出す (例:
[Shadow DOM v1](https://groups.google.com/a/chromium.org/d/msg/blink-dev/zrZRD2ls5tw/ibbjD3cQAQAJ)
の場合)
3. 公開 ML (blink-dev) に "Intent to ship: XXX" メールを出す (例:
[Shadow DOM v1](https://groups.google.com/a/chromium.org/d/msg/blink-dev/zrZRD2ls5tw/ibbjD3cQAQAJ)
の場合)

ship (シップ) というのは、実際にその機能をデフォルトで有効にすることを指しま
す。ランタイムフラグで用いて開発を進めていた場合は、ランタイムフラグを「オン
」にするだけです。 ship には 3 人以上の API Owners からの LGTM が必要です。
ship (シップ) というのは、実際にその機能をデフォルトで有効にすることを指しま
す。ランタイムフラグで用いて開発を進めていた場合は、ランタイムフラグを「オン
」にするだけです。 ship には 3 人以上の API Owners からの LGTM が必要です。

## 既存の機能の削除 / 既存の Web API をプラットフォームから削除する

Expand All @@ -291,25 +290,25 @@ Web プラットフォームではこの戦略が使えません。どうして

既存の機能を削除する基本的な流れは以下のようになります。

1. 公開 ML (blink-dev) に "Intent to deprecate: XXX" メールを出す(例:
[/deep/](https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!msg/blink-dev/68qSZM5QMRQ/pT2YCqZSomAJ)
の場合)
1. 公開 ML (blink-dev) に "Intent to deprecate: XXX" メールを出す(例:
[/deep/](https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!msg/blink-dev/68qSZM5QMRQ/pT2YCqZSomAJ)
の場合)

「XXX 機能を非推奨にする」と宣言します。あくまで非推奨にするだけでこの時点で
は削除されません。 Web 開発者が非推奨となった API を使用した場合、DevTool の
Console 上に警告メッセージがでることでしょう。
「XXX 機能を非推奨にする」と宣言します。あくまで非推奨にするだけでこの時点で
は削除されません。 Web 開発者が非推奨となった API を使用した場合、DevTool の
Console 上に警告メッセージがでることでしょう。

2. 使用率が下がるのをまつ
2. 使用率が下がるのをまつ

個々の機能・API の実際の Web における使用率をトラッキングしています (例:
[/deep/ and ::shadow](https://www.chromestatus.com/metrics/feature/timeline/popularity/1375)
の場合)。一定のしきい値を下回るまで待ちます。
個々の機能・API の実際の Web における使用率をトラッキングしています (例:
[/deep/ and ::shadow](https://www.chromestatus.com/metrics/feature/timeline/popularity/1375)
の場合)。一定のしきい値を下回るまで待ちます。

3. 公開 ML (blink-dev) に "Intent to remove: XXX" メールを出す (例:
[/deep/](https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!topic/blink-dev/HX5Y8Ykr5Ns)
の場合)。
3. 公開 ML (blink-dev) に "Intent to remove: XXX" メールを出す (例:
[/deep/](https://groups.google.com/a/chromium.org/forum/#!topic/blink-dev/HX5Y8Ykr5Ns)
の場合)。

実際に削除することを宣言します。LGTM が必要です。
実際に削除することを宣言します。LGTM が必要です。

これらはあくまで基本的なルールにすぎません。実際は各ケースに応じて柔軟に判断する
ことが多いです。なにより大事なのは Web サイトのオーナーとのコミュニケーションで
Expand Down
2 changes: 0 additions & 2 deletions src/2020/investing.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -3,8 +3,6 @@
<!--
date = "2020-01-04"
update_date = "2024-10-23"
toc = true
toc_level = 3
math = true
-->

Expand Down
1 change: 0 additions & 1 deletion src/2021/content-addressable-bundles.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -3,7 +3,6 @@
<!--
date = "2021-03-12"
author = "Hayato Ito (hayato@google.com)"
toc = true
-->

This proposal was merged into
Expand Down
22 changes: 22 additions & 0 deletions src/draft/investing.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -0,0 +1,22 @@
# 普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方(draft)

<!--
date = "2020-01-04"
update_date = "2024-10-24"
draft = true
math = true
-->

書籍の内容をベースにしたバージョン (draft)。

TODO:

- [ ] はじめに
- [ ] 結論編
- [ ] 理論編
- [ ] Q&A編
- [ ] [https://hayatoito.github.io/2020/investing/](https://hayatoito.github.io/2020/investing/)を置き換える。

このページのURLはいずれなくなります。

# はじめに

0 comments on commit 5a28706

Please sign in to comment.