pcsx2-1.4.0にTAS作成のための機能を追加した非公式エミュレータです。
pcsx2-rr(https://code.google.com/archive/p/pcsx2-rr/)を参考にしています。
ただ、だいぶ中身が変わっており単純なマージはできなかったのでかなりソースコードは変わっています。
実際に作ってみたTASはこちらの動画となります。(作成は本ツールv1.0の時のものです)
【TAS】チュウリップ part0(WIP)【pcsx2-1.4.0-rr】(ニコニコ)
【TAS】チュウリップ part0(WIP)【pcsx2-1.4.0-rr】(youtube)
現状分かっている範囲でキームービー作成想定手順をupdateしました。(2017/4/9)
windows10のみビルド後の実行ファイルを置いておきます。
pcsx2-1.4.0-rr
また、動作させるために以下が必要です。
You need the Visual C++ 2015 x86 Redistributable for this version to work. Download it HERE
動作環境はwindows10のみ確認しています。
その他の環境は公式で対応しているOSで使用できます。
- KeyMovie録画機能
- Pause/Unpase/FrameAdvance機能
- Lua
- KeyMovieのEditor機能
各機能の詳細はwikiをご覧ください。
公式と同じビルド方法です。
用意するもの
- Visual Studio Comunnity 2015(https://www.visualstudio.com/vs/community/)
※デフォルト設定だとC++が足りないのでカスタム→プログラミング言語→Visual C++にチェックを入れてインストールしてください。 - DirectX Software Development Kit (June 2010)(https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=6812)
※デフォルト設定のインストールでおkです。追加で.NET Framework3.5が必要なので追加しますか?と聞かれる場合はインストールしておきます。 - ソースコード内の「PCSX2_suite.sln」を開き、ビルドをします。
ダウンロードおよびビルドに関してはwindows10をVM上で新規にインストールした状態で起動できたことを確認しています。
元のコードから変更している箇所にはすべて下記コメントが入っています。
//--TAS--//
//--LuaEngine--//
//--TASKeyEditor--//
また、新規追加したファイルは以下ディレクトリです。
./pcsx2/TAS/
./pcsx2/lua/
./3rdparty/lua/
ひとまずv3.0で開発は止めてTAS制作に移りたいと思います。
TASを作成していくうえで気になった点やバグが出れば随時対応はしていく予定です。
特にLuaはあまりテストしていないので…、バグが出ればLuaの使用を控えてもらえれば(えっ
Licence
公式のライセンス通りです。
License GNU LGPL