Google Meetの会議中に表示される字幕を保存する Chrome拡張機能

Google Meetの会議中に表示される字幕を保存します

「Google Meet 字幕ログ」は，Google Meet 会議中に表示されるリアルタイム字幕を記録し，簡単にテキストファイルとして保存できる拡張機能です。会議に参加中，字幕のオン・オフで自動的にログを作成し，保存することが可能です。この拡張機能は，特に議事録作成や講義の記録など様々な場面で役立ちます。

拡張機能の主な特徴:

• 字幕をリアルタイムで記録
  「Google Meet 字幕ログ」拡張機能は，Google Meetの字幕が表示されたタイミングでリアルタイムにその内容を取得し，保存します。。

• ログの保存機能
  ユーザは，自分の好みに合わせて字幕ログをローカルファイルとして保存できます。ファイルの形式やヘッダーに記載する情報（日時や会議名など）をカスタマイズできます。

• 字幕データを利用した多用途な活用
  保存した字幕データは，さまざまな用途に活用可能です。たとえば，ChatGPTなどのAIモデルに字幕データを入力して要約してもらったり，会議の内容をさらに深く分析したりするなど多様なニーズに応えられます。

注意点:

• 字幕の精度に依存
  この拡張機能は，Google Meetで提供される字幕の精度に依存しています。Google Meetの音声認識精度により，字幕の内容が正確でない場合もありますので，その点はご注意ください。

• その他
  現在，この拡張機能はGoogle Meetで一方的に話している状況を想定しており，現時点では誰が話しているかを記録する機能は実装していません。しかし，今後はユーザの要望に応じて機能を追加していく予定です。

この拡張機能をインストールすれば，Google Meet での会議を効率よく記録し，後から内容を確認する手間を大幅に軽減できます。ただし，字幕の精度に留意しながらご利用ください。

拡張機能の使い方

拡張機能を有効にする

1. PCでChromeを開きます。
2. 右上の [拡張機能] アイコンをクリックします。
3. 「Google Meet 字幕ログ」を選択します。（固定しておくと常に表示されます）

Google Meet 字幕ログを有効にする

1. 拡張機能のポップアップを開きます。
2. 上部にある「字幕ログを有効にする」の項目でトグルボタンをオンにします。

字幕ログの設定

1. 設定画面で「ファイル名」，「ファイル形式」，そしてファイルの「先頭に付ける文章」を設定します。

2. 「先頭に付ける文章」では，テンプレート変数を使用することで，ファイルをダウンロードする際にヘッダーに特定の情報が自動で反映されます。
   使用可能なテンプレート変数の項目は次の通りです：

   テンプレート変数	説明
   {meet開始時刻}	会議の開始時刻
   {字幕ログ開始時刻}	字幕ログの記録開始時刻
   {字幕ログ終了時刻}	字幕ログの記録終了時刻

3. 設定が完了したら、下部の「保存」ボタンをクリックします。

字幕のログを記録してファイルに保存する

1. Google Meet にアクセスし，会議に参加します。
2. 字幕ボタンをクリックすると，字幕が表示されます。※言語設定は日本語にしておきましょう
3. 任意のタイミングで字幕を解除すると，設定で保存した通りにファイルがダウンロードされます。

参考:拡張機能をインストールして管理する