IchigoJam用の簡易ターミナルソフトです。RaspberryPiからIchigoJamへアクセスすることが出来ます。
制御コードなどの対応は行っておりません。
本ページの後半にIchigoJamのファームウェア書き込みソフトも紹介しています。
###動作確認済みUSBドライバ
- FDTI FT231XS
- FDTI FT232RL
- Silicon Labo CP2102(ふうせん Fu-sen.様からの情報)
- Silicon Labo CP2104
###動作確認済みLinux OS
- Raspberry Pi : Linux version 3.1
- Cygwin for Windows
- Ubuntu (ふうせん Fu-sen.様からの情報)
- Fedora (ふうせん Fu-sen.様からの情報)
###Raspberry PiやWindows PCのUSBへの接続方法
- IchigoJam用プリント基板「Personal computer※」のCN7にUSBシリアルアダプタを接続します。
※CQ出版社「IchigoJam用コンピュータ電子工作学習キット(IF ICH-KIT)」に含まれる基板です - USBケーブルを使ってRaspberry Piへ接続します。
- 電源スイッチSW1をDC IN側にします(ACアダプタは不要)。
- マイコンの右側の端子だけをソケットCN3に接続して電源を入れます。
###Raspberry Piの拡張IOへの接続方法
- Raspberry Piの画面左上の「MENU」から「Preferences」を選択し、「Raspberry Pi Configuration」を選択して設定画面を開きます。
- タブ「Interfaces」の「Serial」を「Disable」に設定します(シリアル端末からのログインを無効にする設定)。
- 設定後、「OK」をクリックすると再起動を促されるので再起動します。
- IchigoJamをRaspberry Piの拡張IO(下表)に接続します。
Pin 1 3.3V Pin 2 5V
Pin 3 ---- Pin 4 ----
Pin 5 ---- Pin 6 GND
Pin 7 ---- Pin 8 UART TXD (to RXD on IchigoJam)
Pin 9 ---- Pin10 UART RXD (to RTD on IchigoJam) - IchigoJam用プリント基板「Personal computer※」の場合は、CN7を利用すると良いでしょう。
###必要な機器
- Cygwin / Raspberry Piが動作する環境
- IchigoJam
- USBシリアル変換アダプタ (またはジャンパワイヤでRaspPiのUARTに接続)
###使用方法
- cd petit15term でディレクトリを変更します。
- make clean all でコンパイルを行います。
- ./petit15term で実行します。
###関連ページ(当方のブログ) ①ジャンパー線で接続する(配線図を追加しました)
②USBで接続する
③Bluetoothで接続する
IchigoJam用のファームウェアを連続で書き込むためのソフトウェアです。 CygwinまたはRaspberry Piで動作します。 ファームウェアは下記からダウンロードしてください。
ご注意:ファームウェアの利用にはjig.jpのライセンスへの同意が必要です。 販売目的でファームウェアを使用する場合はライセンス料の支払いが必要です。
###必要な機器
- Windowsが動作するパソコンまたはRaspberry Pi
- IchigoJamプリント基板
(リセットとISPボタン、USBシリアル変換アダプタが必要です)
CQ出版社「IchigoJam用コンピュータ電子工作学習キット(IF ICH-KIT)」に含まれるPersonal Computer基板が便利。
###使用方法
- firmwareフォルダ内にファームウェア「ichigojam-xtal.hex」を保存してください。
- Cygwinを起動してください(Raspberry Piの場合はLXTerminalを起動)
- git clone https://github.com/bokunimowakaru/petit15term.git でダウンロードします。
- cd petit15term でディレクトリを変更します。
- make clean all でコンパイルを行います。
- ./petit15writer で実行します。
実行時に数字を付与するとWindows PCのCOMポート番号を指定することが出来ます。
- ./petit15writer 5 でCOM5を使用します
ファームウェアのバージョン確認が1.1.1の時だけ、次の処理に移ります。 指定バージョンを変更するには、実行時の第2引数に3桁の数字を付与します。
- ./petit15writer 0 121 で「121」すなわちバージョン1.2.1を指定することができます。
- ./petit15writer 5 121 のようにCOMポートとバージョンの両方を指定することも出来ます。
以下に使用時の様子を示します。
書き込むマイコンの数量が少ない場合は、FlashMagicの方が便利です。連続して書き込む場合は本ソフトが便利でしょう。あまり使う人はいないと思うので、バグ以外のサポートはいたしません。また、補償もいたしません。例えば、lpc21ispにベリファイ機能があり、それを検出しているはずですが、本当にエラーになるかどうかは試していません。