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CompileAndInstall
Githubリポジトリからソースコードをダウンロードしてください。KVSリポジトリのトップページにある緑のボタン(Clone or download)をクリックし、「Download ZIP」を選ぶとZipファイルをダウンロードすることができます。また、gitコマンドを利用して、以下のようにダウンロード(クローン)することができます。ただし、混乱を避けるために、ソースコードをダウンロードするディレクトリ(KVSのソースコードを展開するディレクトリ)と環境変数KVS_DIR
で指定するディレクトリ(KVSをインストールするディレクトリ)は別にしてください。
> git clone https://github.com/naohisas/KVS.git
- コンパイル
KVSのコンパイルおよびインストールは、コマンドプロンプト上で行います。Windows環境では、インストールしたVisual Studioのバージョンによって起動するコマンドプロンプトが異なります。Visual Studio 2015の場合、スタートメニューから「Visual Studio 2015」をクリックし、「開発者コマンドプロンプト for VS2015」または「Developper Command Prompt for VS2015」を起動してください。Visual Studio 2017や2019の場合は「VS2015」の部分をバージョンに合わせて読み替えてください。OSバージョンおよびVisual Studioのバージョンによっては、プログラムの場所や名前が変更されている可能性があるので、環境に応じて適切にVisual Studio コマンドプロンプトを起動させてください。
Windows環境(Microsoft Visual C++)では、nmakeコマンドを利用してKVSをコンパイルします。以下に実行例を示します。KVSのソースコードは「C:\tmp」下にkvsという名前で展開されているとします。
> cd C:\tmp\kvs ※ C:\tmp\kvs に移動
> nmake ※ コンパイル
※コンパイル時間は、実行環境の性能に依存しますが、約2〜3分程度かかります。
デバッグモードでコンパイルを行うときは、以下のようにnmake時にオプションDEBUG=1
をつけてコンパイルしてください。
> nmake DEBUG=1
また、オプションrebuild
をつけると再コンパイル、オプションclean
をつけるとコンパイル済みファイルの削除が可能です。
> nmake rebuild ※ 再コンパイル
> nmake clean ※ コンパイル済みファイル削除
- インストール
コンパイルが正常に終了した後、オプションinstall
をつけてnmakeコマンドを実行します。インストールが実行されると、必要なライブラリファイルおよびヘッダファイルが、環境変数KVS_DIR
で指定されたフォルダ下にコピーされます。
> nmake install ※ インストール
デバッグオプションをつけてコンパイルした場合は、以下のようにしてインストールしてください。
> nmake DEBUG=1 install
- アンインストール
KVSのアンインストールは、オプションuninstall
をつけてnmakeコマンドを実行することで実施されます。また、インストールしたディレクトリ(環境変数KVS_DIR
で指定しているディレクトリ)を直接削除することでもアンインストールすることができます。
> nmake uninstall ※ アンインストール
- コンパイル
LinuxおよびMac OS Xの場合は、makeコマンドを使ってKVSをコンパイルおよびインストールします。ホームディレクトリ直下のtmpディレクトリにkvsという名前でソースコードが展開されているとします。以下に実行例を示します。
> cd ~/tmp/kvs ※ ~/tmp/kvs に移動
> make ※ コンパイル
※コンパイル時間は、実行環境の性能に依存しますが、約2〜3分程度かかります。ccacheコマンドを事前にインストールしている場合は、2回目以降のコンパイル時間が短縮されます。
デバッグモードでコンパイルを行うときは、以下のようにmake時にオプションDEBUG=1
をつけてコンパイルしてください。
> make DEBUG=1
また、オプションrebuild
をつけると再コンパイル、オプションclean
をつけるとコンパイル済みファイルの削除が可能です。
> make rebuild ※ 再コンパイル
> make clean ※ コンパイル済みファイル削除
- インストール
コンパイルが正常に終了した後、オプションinstall
をつけてnmakeコマンドを実行します。インストールが実行されると、必要なライブラリファイルおよびヘッダファイルが、環境変数KVS_DIR
で指定されたフォルダ下にコピーされます。
> make install ※ インストール
ただし、環境変数KVS_DIR
を、たとえば「/usr/local/kvs」と設定した場合、インストールの際にルート権限が必要となります。そのため、「make install」を実行する際は、管理者権限のあるユーザで実行してください。UbuntuやMac OS Xなどでは、sudoコマンドを利用して、以下のようにインストールすることが可能です。
> sudo make install
- アンインストール
KVSのアンインストールは、オプションuninstall
をつけてnmakeコマンドを実行することで実施されます。また、インストールしたディレクトリ(環境変数KVS_DIRで指定しているディレクトリ)を直接削除することでもアンインストールすることができます。
> make uninstall ※ アンインストール
ただし、管理者権限が必要となる場合には、インストール時と同様に、たとえばsudoコマンドを利用して、管理者権限のあるユーザでアンインストール処理を実行してください。
> sudo make uninstall ※ アンインストール