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Screen
Naohisa Sakamoto edited this page Mar 25, 2017
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KVSでは、kvs::glut::ScreenBase
クラスを継承して独自のスクリーンクラスを実装することで、少ないコストで自由に描画処理などを実装することができます。しかし、実装の自由度が高い反面、マウスでのオブジェクト操作やデータの管理などをすべて独自に実装する必要があります。外部ライブラリを利用することも可能ですが、環境やバージョンなどの整合性への配慮が必要となります。
KVSでは、kvs::glut::ScreenBase
クラスを継承して実装した標準的なスクリーンクラスであるkvs::glut::Screen
およびkvs::qt::Screen
を提供しており、それらを利用することで、データの管理やマウス操作などを独自に実装することなくあらかじめ準備された標準的な機能を利用したビューワアプリケーションを簡単に開発することができます。
標準スクリーンクラスでは、KVSが提供するシーングラフ構造を利用してオブジェクトが管理され、登録されているオブジェクトに対応したレンダラーを用いて描画処理が実行されます。以下では、kvs::glut::Screen
クラスの主なメソッドについて説明します。
オブジェクトとそれに対応するレンダラー、カメラ、ライトなどの構成要素は、シーンクラス内で管理されています。以下では、kvs::Scene
クラスの主なメソッドについて説明します。
kvs::glut::Screen
クラスを使ったサンプルコードを以下に示します。